神戸市は2023年度より欧州ビジネスオフィスを開設し、先端技術を有する欧州企業の誘致と市内ものづくり企業の欧州市場進出に一体的に取り組んでいます。
この度、10月23日～24日にドイツ・ハンブルクで開催された水素技術展示会「HYDROGEN Technology EXPO EUROPE　2024」において、昨年に引き続き神戸市ブースを出展し、その中で地元企業５社が水素関連製品や技術をPRしました。
出展企業：㈱神戸工業試験場、㈱神戸製鋼所、高石工業㈱、阪神機器㈱、㈱山本電機製作所

開場とともに多くの来場者が神戸市ブース内の企業に関心を示し、製品に対する質疑応答や商談がなされました。日本での協業先や販売パートナー探しを目的とした訪問もあるなど、日本企業の欧州における注目度の高さがうかがえました。

10月25日には材料の軽量化や素材開発を行うドイツ・ブレーメンのエアバス関連の研究施設ECOMATを訪問し、展示会出展企業のほか、川崎重工業㈱、新明和工業㈱、㈱阪神メタリックスなどを加えた9社とブレーメン州の企業・関係機関など合わせて約80名が参加するビジネス交流会を開催しました。神戸市は2024年6月にECOMATと連携協定を締結し、水素、航空・宇宙分野における両地域の企業間交流の促進に取り組んでいます。

神戸市内企業が自社製品のプレゼンを行った後、ビジネス交流会が開催され、各社活発な意見交換が行われました。

今後も引き続き、水素分野での市内のものづくり企業の欧州での販路開拓を支援してまいります。